小さなお子様がいるとテーブルの角が危ないと感じる。 だからといってテーブルの角をただ丸く加工すると、デザインとしては野暮ったくなってしまう。子供にやさしく、かつ大人が満足できる曲線を考えて生まれたのがこのテーブル。 角を丸くするというより楕円をイメージしています。しかし楕円形では有効面積が減ってしまうので、テーブルの面積は削らずに楕円をイメージする微妙なラインを試行錯誤、そしてたどり着いたのがこの曲線です。

“直線的な曲線”のテーブルは空間に優しい雰囲気を持ち込みます。 天板の節は男性的で力強いのに、曲線は女性的あるいはユニセックスな印象。 また少し外側に角度を付けた脚が、優しい印象をさらに完璧なものにします。 裏側の反り留めや脚についても、角を丁寧に落し丸みを持たせています。 天板の縁は斜めにカットしてあり、子供に優しいだけでなく、ひときわ軽やか。 緩やかな曲線は、端に座っても自然と中心方向へ体が向くので、家族や仲間と囲むなら最高のテーブルです。 天板は丸すぎず、壁付にしてお使いいただいても違和感がありません。